「季報 唯物論研究」第162号に「「未来学」批判としての「内宇宙」 ―― 山野浩一による『日本沈没』評からフェミニズム・ディストピアまで――(下)」が掲載
- 2023/03/22
- 22:16
「季報 唯物論研究」第162号に、学術論文「「未来学」批判としての「内宇宙」 ―― 山野浩一による『日本沈没』評からフェミニズム・ディストピアまで――(下)」(岡和田晃)、9ページが掲載されました。山野浩一の「死滅世代」「都市は滅亡せず」から、山田和子、三枝和子、パミラ・ゾリーン、谷崎由依等を扱います。同160号の(上)とあわせお読みください。...
『SFが読みたい!2023年版』(早川書房)に『いかに終わるか:山野浩一発掘小説集』がランクイン
- 2023/03/17
- 08:46
『SFが読みたい!2023年版』(早川書房)の2022年ベスト30「国内編」にて、『いかに終わるか:山野浩一発掘小説集』が第18位にランクインしました。『花と機械とゲシタルト』への言及もあります。「マイ・ベスト5」アンケートでもこの二冊を多くの方に言及していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 以下は『いかに終わるか』版元の小鳥遊書房による紹介です。【再掲】『SFが読みたい!2023年版』(早川書房)の20...
「SFマガジン」2023年4月号の国内SF時評(香月祥宏)で『花と機械とゲシタルト』が紹介
- 2023/03/17
- 08:36
発売中の「SFマガジン」2023年4月号で、香月祥宏さんの国内新作レビューにて、山野浩一『花と機械とゲシタルト』(小鳥遊書房)が取り上げられています。「精神病理学の知見を活かし、著者の考える内宇宙という思考世界を丹念に描き出す。冬の深まりとともに幻覚と現実が乖離していく終末の景色が印象的だ」。ありがとうございます。...
評伝「山野浩一とその時代」(第22回)
- 2023/02/07
- 12:22
2023年1月30日頃に発売となった「TH(トーキングヘッズ叢書)No.93 美と恋の位相/偏愛のカタチ」(アトリエサード)に、「「山野浩一とその時代(22)/ピカートの「沈黙」と、ベルジャーエフの「夜」に学んだもの」(岡和田晃)が掲載されています。『花と機械とゲシタルト』の参考にもなる内容です。https://athird.cart.fc2.com/ca1/373/p-r1-s/...
『戦え! オスパー』のブルーレイディスクとノベルティ
- 2023/02/07
- 12:17

本サイト管理人も復刻運動に参加した『戦え! オスパー』、日本放送映画のノベルティ。アニメ版初代『ドラえもん』もここ抜きには語れない。先行研究として、柳下毅一郎さんが「映画秘宝」JLY 2007に日本放送映画の矢元照雄について書いている。このために山野浩一さんへのインタビューもしておられたものです。『戦え! オスパー』の復刻版ブルーレイディスクですが、復刻企画に尽力されたコノシートさん、国映株式会社の矢元一...